イベント・プロジェクト
Event/Project

SADOMUNE

SADOMMUNE

DOMMUNEは2010年3月に開局し、同時視聴者数約10,000人/ 回、トータル視聴者数5,000万人を超える、トーク&DJ&ライブを全世界に発信し続ける日本初のインターネットストリーミング局です。首謀者である宇川直宏は、DOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの“現在美術”作品と位置づけています。さどの島銀河芸術祭2018のアドバイザーでもある宇川直宏は、この度にアーティストとしても参加しサテライトスタジオ「SADOMMUNE」を佐渡市内に開設して、現地から番組を配信いたします。宇川直宏はこれまでも世界中の美術館やギャラリーと共に沢山のサテライトスタジオ、そして、アーカイヴスペースを国内外に展開してきました。 2011年、文化庁メディア芸術祭の国際展の一環としてドイツ/ドルトムントに展開した「DOMMUNE DORTMUND!」。震災直後に被災地である福島県の情報を世界に拡散すべく、大友良英さん達と共に福島県郡山市に開設したサテライトスタジオ「DOMMUNE FUKUSHIMA!」(現在も定期的に福島より配信中)。2013年の山口情報芸術センター=YCAMの10周年記念として、山口のマクドマルド/生協のあったビルに1年間限定でアーカイヴスタジオを作ったDOMMUNE YAMAGUCHI!=「YCAMDOMMUNE」。2014年、1ケ月間の引っ越しを前提に3331Arts Chiyodaのギャラリースペース全てを使い、アーカイヴ展示と、サテライトスタジオを併設したDOMMUNE x 3331 「DOMMUNE University of the Arts」。2015年、宇川がゼネラルディレクター、キュレーター、審査委員長を務めた”高松メディアアート・フェスティバル”の一環として御殿の中に開設した「DOMMUNE TAKAMATSU!」 2016年ロンドン/コープランドギャラリーにて開催された『Thirty Three Thirty Three / Japan:London 2016』にて「DOMMUNE LONDON」を開設。また同年『アルスエレクトロニカ』のトレインホールにステージ幅500MのDOMMUNEリンツ・サテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設し、現地オーストリアからのストリーミングが世界的話題となった。また10月にはベルリンを拠点に活動しカールステン・ニコライのレーベルRaster-Notonからリリースを行う日本人アーティストKyokaとUeno Masaakiがキュレーターとなり、スウェーデン国営電子音楽スタジオEMSより世界の電子音楽家たちによるFFF – FIRST FLOOR FESTIVALを渋谷とストックホルムを結び中継した「DOMMUNE STOCKHOLM」。また2017年は、札幌国際芸芸術祭に選出され、札幌サテライトスタジオ「DOMMUNE SAPPORO!」をすすきのにある、かつてキャバクラだった全面ピンク色の空間と、ギャラリーCAI02の2ケ所に開局!このようにDOMMUNE/宇川直宏は、普段は渋谷の地下スタジオから日々全世界に向けて発信されるとてつもない情報量の番組群を、逆に世界各地の拠点からもインターネットを通じ配信し続けて来ました。「偏在」(いまここ)から「遍在」(いつでもどこでも)へ….。インターネットを通じた計り知れない波及力を見にまとったDOMMUNEは、数々のサテライトスタジオを開設し、そこから配信する行為自体をもある種のパフォーミングアーツであると体現し続けてきました。そんなDOMMUNEが今回佐渡市の「スナック瀬里奈」にサテライトスタジオを開設!写真家、編集者の都築響一氏をお招きし、開局以来の長寿レギュラー番組である「スナック芸術丸」のリアルヴァージョン「都築響一のリアルスナック芸術丸」(佐渡編)を参加作家も巻き込みながら配信!!!また後半は恒例の音楽番組「BROADJ」を開局以来支えてきたDJ MOODMANが、佐渡のアーティストと共に出演!!!フロア・グローガリズムを現地から拡散する!!!スタジオに自らを軟禁して8年と半年….日夜、剥き出しの現在美術家を体現しながら、それぞれの体験としての「いま」そして「ここ」=「現在」の共有に拘り続けてきた宇川直宏とDOMMUNEが、”響く島。”佐渡より満を持して送る「SADOMMUNE」!!!!!!!絶対必見です!!!!!!!

「SADOMMUNE」

《第1夜 日時:10月6日(土)19:00~23:30 会場:スナック瀬里奈(せりな) 》

◼︎〒952-0011 新潟県佐渡市両津夷260-10 ◼︎TEL:0259-27-5522
●19:00~20:30「都築響一のリアルスナック芸術丸(佐渡編1)/第四十九夜」
マスター:都築響一 
出演:奥野栄次郎(岩屋口ブイアート)、シャル・ルムンカ(さどの島銀河芸術祭)、伊藤剛(さどの島銀河芸術祭)
オープニング佐渡民謡:小泉孝造(さどの島銀河芸術祭 エリアコーディネーター)
●20:30~21:00「さどの島銀河芸術祭2018」GALAXY ART FESTIVAL 2018 SPECIAL
出演:大石惣一郎(岩首棚田協議会)、梶井照陰(写真家、さどの島銀河芸術祭実行委員長)
吉田モリト(美術家、さどの島銀河芸術祭実行委員会 コミュニケーションディレクター)
●21:00~23:30「SADOMMUNE / BROADJ」(フロア編)
DJ:MOODMAN(GODFATHER、SLOWMOTION)、シャルル・ムンカ(from FRANCE / 佐渡) ASTRO One(佐渡) & MORE!!


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「SADOMMUNE」2

《第2夜 日時:10月7日(日)19:00~23:30 会場:スナック瀬里奈(せりな) 》

◼︎〒952-0011 新潟県佐渡市両津夷260-10 ◼︎TEL:0259-27-5522 ●19:00~20:30「都築響一のリアルスナック芸術丸(佐渡編2)/第五十夜」
マスター:都築響一 
出演:梶井照陰(写真家、さどの島銀河芸術祭実行委員長)、市橋清
オープニング佐渡民謡:小泉孝造(さどの島銀河芸術祭 エリアコーディネーター)
●20:30~21:00「さどの島銀河芸術祭2018」GALAXY ART FESTIVAL 2018 SPECIAL
出演:椹木野衣(美術批評家、さどの島銀河芸術祭アドバイザー)、
小川弘幸(新潟市芸術創造村・国際青少年センターディレクター、さどの島銀河芸術祭アドバイザー)
宇川直宏(現在美術家、DOMMUNE、さどの島銀河芸術祭アドバイザー)
●21:00~23:30「SADOMMUNE / BROADJ」(アヴァンギャルド編)
DJ:MOODMAN(GODFATHER、SLOWMOTION)
LIVE:MowaMowa + Kujun + 宇川直宏、サドラム(※佐渡の竹で作った太鼓を演奏)


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「SADOMMUNE」3

《第3夜 日時:10月8日(月・祝)時間は決定次第Webサイトにて発表 会場:岩首昇竜棚田》

●(時間未定)「SADO INFINITY 88 Cymbal」
コンセプト/コンダクト:∈Y∋(BOREDOMS)演奏:七円体、88 Cymbaler PA:中坪 淳彦 DESIGN:宇川 直宏
●SADO INFINITY 88 Cymbalのシンバラー募集について
https://sado-art.com/ja/contact/cymbaler

※第3回目:SADO INFINITY 88 Cymbal 収録予定(会場が棚田のため、Wi-fi環境が整わないため収録となります)
※第3回目はSADO INFINITY 88 Cymbalと同会場で行うので作品鑑賞パスポートでご入場いただけます


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宇川直宏

宇川直宏|うかわ・なおひろ
(DOMMUNE)

1968年香川県生まれ。映像作家 / グラフィックデザイナー / VJ / 文筆家 / 京都造形芸術大学教授 / そして「現在美術家」……幅広く極めて多岐に渡る活動を行う全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている。2010年3月に突如個人で立ち上げたライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数をたたき出し、国内外で話題を呼び続ける。『文化庁メディア芸術祭』審査委員(2013~2015年)。『アルスエレクトロニカ』サウンドアート部門審査委員(2015年)。また高松市が主催する『高松メディアアート祭』ではゼネラルディレクター、キュレーター、審査委員長の三役を務め、その独自の審美眼に基づいた概念構築がシーンを震撼させた。2016年には『アルス・エレクトロニカ』のトレインホールにステージ幅500メートルのDOMMUNEリンツ・サテライトスタジオを開設し、現地オーストリアからのストリーミングが世界的話題となった。2019年は瀬戸内国際芸術祭に参加し、DOMMUNEの最新プロジェクトを展開予定。
http://www.dommune.com/

佐渡へ行く、
佐渡へ渡る。