DOT CAY DOT 2017年札幌国際芸術祭にて
撮影:小牧 寿里
昨年、札幌で展示された「DOT KAY DOT」を引き継ぎ、ヨガマットに竹串で無数にうたれた蓄光ドットが、佐渡島の能舞台で展開される。
80年代中期にボアダムスを結成。ソニック・ユースとの共演をきっかけに米国に進出、世界的なアンダーグラウンド・シーンに影響を与える。
以降現在まで、ボアダムスの中心メンバーとして実験的なパフォーマンスを展開、2007年にはニューヨークで77名のドラマーとともに「77 BOA DRUM」、2008年にはロサンゼルスで「88 BOA DRUM」を開催。
個人名義では、大友良英のユニット「GROUND ZERO」に参加したほか、ジョン・ゾーン、ビル・ラズウェルなど多数のアーティストと精力的に共演、DJとしても活躍。
ヴィジュアル・アーティストとしては、BECKの『Midnite Vultures』(1999年)のジャケット・イラスト制作で知られるほか、『NANOO』(1996年)、『ONGALOO』(2006年)などの画集を出版、P.S.1など世界各地の展覧会に参加。昨年は札幌国際芸術祭においてヨガマット280枚にドットを打った巨大な蓄光作品『ドッカイドー』と水 槽の中に浮かんでサウンドインスタレーション『ドットリーム』を行った。
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佐渡へ渡る。